『両国の川開き』=隅田川の花火大会、大花火の想い出

両国の川開き
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第四話 花火大会、舟宿の一日

2005年の大会プログラム東京の夏の風物詩。隅田川花火大会は、私たちにとっても特別なものです。

例年、朝から大忙しで、なかなか当日の様子を写真に撮る余裕もない…のですが、このたびは大事な花火大会の一日を写真で追ってみました。

今回で28回を数える隅田川の花火大会、私どもの準備の様子から当日の一日を写真でご紹介しましょう。

パンフレットの準備 提灯の用意 花火大会の団扇 高張提灯
朝8時30分
店に到着。早速準備開始です。
朝8時50分
隅田川の花火大会には欠かせない「高張提灯」を掲げます
朝9時…
今年の花火大会の団扇(うちわ)です。ちょっと撮ってみました。
朝9時20分
高張提灯の準備終わりました。
おにぎり大作戦 できあがったおにぎり 船の準備、掃除から 桟橋に応援の屋形船
朝10時20分
おにぎりの準備。用意するのは13人分。船頭さんや私どものお昼です。
朝10時30分
だんだんできあがってきます。
朝11時
船の準備が始まりました。まずは屋根の掃除から。
昼2時
応援の屋形舟が到着。
お客様用のパンフレット・団扇など積み込みます。
料理積み込み 出発 錨(いかり)の準備 船の場所取り
昼3時30分
お料理が運び込まれます。
夕方4時…
お客様も乗船。出発です。
第八小松丸が向かうのは第二会場。両国橋よりスグです。
夕方4時20分
出発していかりの投下準備です。緊張します。
夕方4時21分
既に場所取りが…船も良い場所に入る為早い時間に出船するのです。
花火を待つばかり 会場へ進む第七小松丸 飛行船 打ち上げ開始
夕方4時25分
錨をおろしてしばしの休息。
でも花火が始まるまでだいぶ時間がありますね。待つのも仕事です。
夕方5時
第七小松丸が会場へ向かいます。第一会場へ向かって進んでいます。
夕方6時30分。
今から打ち上げますよ〜という合図の花火が上がります。でも…会場を遊覧する飛行船を撮っちゃいました。
夜7時10分
いよいよ打ち上げ。第一会場から花火が上がりました。
花火の様子は
こちらをチェック!
打ち上げ終了 錨を上げる お客様も降りられます
ただいま打ち上げ中 夜8時31分
打ち上げ終了。煙とほのかな火薬のにおいがします。
夜8時32分
錨(いかり)を引き上げます。
戻る準備も手早く。
夜8時37分
神田川の舟宿にどんどん、屋形舟が戻ってきます。
帰途につきます 柳橋が近づいてきました お客様も降りられます お客様も降りられます
夜8時43分
帰路につきます。柳橋へ
夜8時48分
ライトアップされた柳橋が近づいてきました。
夜8時54分
無事到着。お客様を笑顔でお見送り出来ると少しホッとします。
夜9時
第一会場から帰ってこられた最後のお客様をお見送りいたします。

無事に今年の隅田川花火大会も終え、ほっといたしました。 毎年の事ながら、天候の心配やら、食べ物の事やら、船が無事戻って、お客様の笑顔をこちらも笑顔で送り出すまで、 気が抜けることはなく、どうしても落ち着きません。 何事もなく、帰宅すれば、やっと一息つける。そんな感じです。

やはり、隅田の花火はちょっと違うと思われたのではないでしょうか?
花火の色や形は、年々変わりますが江戸っ子には特別な、伝統ある花火大会です。

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